おたより
幼稚園からのおたよりを掲載しております。

グレース通信NO.7 2021.02.17

第3保育期が始まって、早くも1か月が経とうとしています。その間に緊急事態宣言が発令され、解除を前にして、さらに延長となり、いろいろ制限がある中、子ども達は毎日元気に通ってくれています。
今年は、コロナの感染予防が功を奏しているのか?毎年、この時期は、インフルエンザによる欠席者が増え、学級閉鎖になることもありますが、今年はニュースでもほとんど報道されていませんし、園内でも発症していません。これは、マスク着用はもちろん、手指消毒や手洗いの徹底のお陰ですね。
街を歩くと、所々に「閉店」と書かれたお店があり、医療のみならず、逼迫している所が多く、一日も早い収束を望みますが、ワクチン接種などもこれからですし、まだ我慢が続きますが、あともう少し・・・と信じて、引き続き感染予防を徹底していきましょう。
先日、保護者の方が、「降園時、園庭で遊べなくて・・・残念です。」と話されていました。
そうですよね。「思いっきり、遊ばせてあげたい!!」と思われて当然です。でも、今は保護者の方の出入りも制限させて頂き、お迎えが終わったら出来るだけ早く帰ってください。とお願いしています。
私達も辛いお願いです。その代わり・・・園ではたくさん身体を動かし遊んでいますので、もう少しの辛抱です。皆様のご協力のお陰で、子ども達は元気に毎日通えています。
本当に感謝しています。解除されたら、いっぱい遊んでください。
保護者の皆様には、参観で少しお目にかかれた方もいらっしゃいますが、なかなかお会い出来る機会が少なく、お元気でいらっしゃるのか?それが心配でなりません。
子ども達が元気に登園しているから・・・大丈夫?なのか?いろいろな心配や我慢を強いられているかと思いますので、知らず知らずにストレスを抱えていらっしゃいませんか?
お母さん同士ゆっくりおしゃべりしたり、ランチしたり・・・そんな当たり前のことが出来るまで、あと少し。もし・・・心配なこと。気になることがあったら、お話聞きますので、遠慮なく声をかけてください。
さて、今、園では子ども会の取り組み(本日、年少組は終わりました。参観ありがとうございました)を
していますが、第3保育期は、いろいろな保育のねらいはありますが、そのひとつに「最後まで話を聞く」ということを大切にしています。
第2保育期の終わりごろに、年長組は、視力検査をしました。目の検査のみならず、私の説明を聞いて、質問に答え、言葉で説明すること。6人ほどの友達と一緒に受けるのですが、友達が答えるのを静かに聞き、順番を待つ。その点も含めて様子を見ています。
年長組の子ども達を見ていると・・・普段は自分の話をとても流暢に話せるのですが、場面が変わり、こちらからの質問には上手く言葉で説明出来ない姿がありました。
「話せる」ことと「伝える」ことは、違うんですね。
その違いは、「人の話を最後まで聞いているか」どうかなのです。
そして、伝える言葉を知っているか?持っているか?です。
子ども達は、何とか自分の引き出しにある言葉を探し、伝えようとしてくれました。
それには時間がかかりました。でも待つことで、何とかしようとします。
今の子ども達を見ると、答えられないとすぐに、「わかんない」と言って、事を済ませようとします。でも、同じように時間をかけて待っていると、何とか答えようとしてくれます。
その経験を少しずつ積み重ねると、難しいことにも諦めない気持ちが持てるのではないかと思います。
ご家庭では、子ども達が伝えようとしても、なかなか上手く伝えられないとついつい先に、「あーでしょう」「こうでしょう」とお母さん達が結局答えていませんか?
子育てで大切なことのひとつは、「待つ」ことなんですよね。
子ども達の力を信じて、待ってみてください。とは言っても、言葉を持っていないと伝えることは難しいので、そこは少しお手伝いしつつですよ。
そして・・・もうひとつ、気になったことは、言葉を知っているようで、知らないことがまだまだあります。生活の中、親子での会話、絵本の中の「言葉」を意識してみませんか?
ついつい「あれ」「これ」で済ませてしまいがちですが、言葉にしてみましょう。
例えば・・・検査の中で、「かかと」と「つま先」という言葉について問いかけてみると、子どもの表現
は、つま先を「足の先?」と言ってみたりしていました。
なるほど・・・ですが、違いますよね。生活の中で、靴下を履くとき、あえて「かかとを合わせて」と言わないかもしれませんが、あえて言葉にしてみてください。
子ども達は、スポンジのように吸収する力があります。
大人の私達がいかに意識することが大切か・・・日々痛感しています。
第3保育期も残りわずかですが、1日1日を大切に過ごしていきます。
最後に・・・保良徹先生を偲び、献花台を約1か月設け、多くの方々に献花していて頂き、故人もきっと大好きなお花に囲まれ、喜んでおられたことと思います。ありがとうございました。
毎日写真の前で手を合わせてくれる子もいました。在園児や保護者の皆様は、直接お目にかかれていない方が多くいらっしゃいますが、「お写真からお優しい方だったのですね」「一度お目にかかって、お話したかった」などおっしゃってくださいました。また卒園生やその保護者の皆さんは、コロナ禍の中、献花に訪れてくださり、徹先生との思い出をお話してくださいました。
私達の心の中にいつもいらっしゃること。皆様の思い出の中にいつまでもいらっしゃること。大切な思い出を胸に刻み、これからも精進しなければいけませんね。
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