おたより
幼稚園からのおたよりを掲載しております。

こま回し(年長組) 2020.01.30

今日はこま回し大会がありました。きっと家に帰って子ども達から結果をお聞きになっているでしょう。
今回は、今日までのこま回しの様子をお伝えします。
冬休みが明けると早速、回せるようになったことを披露してくれる子ども達がいました。その表情はとても嬉しそうでした。その子達に刺激を受けて次々にこま回しに向き合う子ども達。なかなか上手く回せないもどかしさ。でもあの子のように自分も回せるようになりたい!でも難しい~そんな心の葛藤がひしひしと伝わってきました。一方、こまは回せるようになりたいけど、すぐに結果が出ないことですぐに諦めてしまう子もいます。そういった子達に新たな刺激として、“こま回しチャレンジ表”を作り、縄跳びと同じようにシールを集めていく達成感を通して、楽しさを感じられるようにしていきました。さらにもう一方では、回したいけど回せない、みんなが練習していること、友だちがシールをゲットしていることも分かっている、どうしよう?でも今日もやらない。という子ども達もいました。その子達の気持ちもとても分かります。さあここからが担任の仕事ですね。気持ちを受け止めながら、ちょっとずつ一緒に練習して、ちょっとずつ「できた!」を感じさせながら、目を背けていた気持ちを動かしていきました。そこからは、気持ちが動くと、自分からこま回しに向き合い始め、後はその都度アドヴァイスをしたり、認めたり、見守ることでどんどん上達し、楽しくなってきたようです。
回せないと“楽しくない”から始まり、回せても“安定して上手く回せない”という壁に当たり、色々な気持ちを感じながらスタートしたこま回しの現状です。安定して回せないという壁。誰もが経験した壁だからこそ、回せないで困っている友達がいると、「こうやって、巻いたら良いよ」などと優しく巻き方を教えてくれたりしています。また、回せなかった子が回せるようになったら、自分のことのように喜んだりする姿も見られます。「○○君のこまは強いんだよ」「今日は○○ちゃんがチャンピオンだったよ」などと家で話をしていませんか?そうやって自然と子ども同士が認め合う機会にもなっているのも嬉しい姿です。
こま回しは、回せるという結果だけを求めて取り組んでいる活動ではありません。やはりそこに至る過程を大切にしています。特に“友達”から大きな刺激を受けます。そして助けられます。上手に回せる友達に憧れたり、悔しがったり、友達から“上手だね”と認められたり、チャレンジ表を見てお互いに向上心を持ったり・・・
4月はいよいよ小学生になります。あと2ヶ月足らずで卒園なんて信じられませんね。卒園まであと僅かな時間ですが、担任としてこの時期いつも思うことは、一人ひとりの子が“自信をもって卒園してほしい”ということです。自信になる経験は多ければ多いほど良いですよね。でも簡単なことをいくら経験しても自信になることは少ないでしょう。逆に難しいことに立ち向かい、それをやり遂げた経験は、とても自信になります。こま回しには子ども達に自信を付けさせる要素が多く含まれていることを感じます。こま回し大会は終わってもまだまだこまチャレンジは続きますので、チャレンジする姿を家でも認めてあげ、自信にしていきましょう。


 
Photo ※写真をクリックすると拡大表示されます。