おたより
幼稚園からのおたよりを掲載しております。

グレース通信NO.4 2020.05.20

皆さん、お変わりありませんか?緊急事態宣言が解除される県がある中、大阪府は「大阪モデル」を打ち出し、一部解除とはなりましたが、学校によっては登校日を設けているところもあれば、未だ登校日もない学校もあるなど、地域によっても対応が様々ですね。
園も大変お待たせいたしましたが、分散登園日を設定しました。ただ、登園日は設けましたが、スロースタートとし、ゆっくり時間をかけて、状況を見ながら、緩和していきたいと考えています。さて、前回のグレース通信で、再開までに少し意識して頂きたいことを書きましたが、いかがですか?意識すると、子どもの姿にも変化が見られるので、今後も続けてくださいね。また、園が再開すると、生活習慣が、より大切になります。
①早寝早起き②朝ごはん③排便④睡眠ですが、子どもも大人も規則正しく生活することは、「健康な身体づくり」「元気に過ごせる身体」「病気も寄せ付けない身体」に繋がります。ついつい、休みだと、夜更かししてしまうことはありませんか?ちょっとしたことで、リズムが崩れると、体調を整えるのが大変ですよね。
少しずつ、元の生活リズムに戻していきましょうね。

皆さん、どこかで耳にされたことがあるかと思いますが、「新型コロナウイルス3つの顔」ってご存知ですか?
日本赤十字社が「負のスパイラスを断ち切るために」と題して、発信されたものです。
簡単に抜粋してみますと・・・
このウイルスが怖いのは、「3つの感染症」という顔があるということ。
①第1の感染症・・・病気そのもの
②第2の感染症・・・不安と恐れ
目に見えない。ワクチンや薬もまだまだ開発がされていない。わからないことへの不安や恐れに振り回されてしまう。それらは心の中でふくらみ、気付く力、聴く力、自分を支える力を弱め、瞬く間に人から人へ伝染していく。
③第3の感染症・・・嫌悪・偏見・差別
不安や恐れは人間の生き延びようとする本能を刺激する。そして、ウイルス感染のかかわる人や対象を日常生活から遠ざけたり、差別するなど、人と人との信頼関係や社会とのつながりが壊されてしまう。

以上の「負のスパイラル」で感染が拡がると言われています。そして、その怖さは病気が不安を呼び、不安が差別を生み、差別が更なる病気の拡散につながることだそうです。

では、私達が感染を防ぐには・・・
第1の感染症を防ぐためには、手洗い・咳エチケット・人混みを避けること。
第2の感染症に振り回されないためには、気付く力・聴く力・自分を支える力を高めること。
第3の感染症を防ぐためには、差別的な言動に同調しないようする。そして、何より小さい子どものいる家庭。高齢者。治療を受けている人とその家族。自宅待機している人。医療従事者の方。日常生活を送って社会を支えている人。この事態に対応しているすべての方々をねぎらい、敬意を払いましょう。
と締めくくられています。
(より詳しく内容をお読みになられたい方は、「新型コロナウイルスの3つの顔を知ろう!」を検索してみてください。)
毎日、悲しいニュースが届けられています。感染して亡くなられた方、そして感染に携わる方への心もとない言動。いつ自分も感染するかもしれないのに、感染された方やそのご家族の方々を誹謗中傷したり、医療従事者の方々に、今後もしかしたらお世話になるかもしれない。ましてや、医療従事者の方も、いつ感染するかもしれない恐怖と戦い現場にいらっしゃるのに、心もとない言葉を発している人がいることが、とても悲しく情けないと思います。
こういう事態だからこそ、お互いを理解し、助け合い、支え合う社会でなければならないのではないでしょうか。
感染することは、誰もが怖いと思っています。だからと言って、人を責めても何の解決も見出せないですよね。
人は、一人でも生きていけるのかもしれません。でも、相手のことを想い、理解し、支え合い、かかわることで、人として成長するのだと、今回のことでつくづく感じています。
偉そうなことばかりを書きましたが、園が再開し、子ども達が笑顔で過ごし、嬉々として遊べることは、何より嬉しいことですし、誰もが望んでいることですよね。ただ、外に出ること、人との接触が増えることは、感染するリスクもあることは、心しなければなりません。
きっと・・・保護者の皆さんも、園が再開することを喜んでくださる反面、多くの心配、不安もあると思います。私達も同じ思いです。
そのためにも、職員で話し合いを重ね、準備を整え、十分注意を払いすすめていきますので、どうぞ、園からのお願いなどにご理解頂き、ご協力をお願いします。
皆様にお会いできる日を楽しみにしております。
教務主事 勝浦弓佳

 
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