おたより
幼稚園からのおたよりを掲載しております。

「お店屋さんごっこ②」(年中) 2019.11.27

前回のおたよりでお知らせした品物作りが終わった後、今度は自分が担当する店を話し合って決め、同じ店の友だちと1枚の画用紙にその品物を描き看板を作りました。みんなで描くと自分の思うようにいかず、我慢することもありながらも、「ここにハートも描こう!」「それかっこいいね」など看板作りでも友だちと一緒に作る楽しさを感じました。開店準備も整い、ちょっと疲れていた子どもたちも、形が見えてきてワクワクした様子でした。前日、本番のイメージができるように、保育室でお店屋さんとお客さんに分かれてシミュレーションをしました。「お金をもらう人」「どれがいいですか?と聞く人」「並ばせる人」などと役割を考えてから始めましたが、実際にやってみると、みんなでお金をもらおうとしたり、お客さんが殺到しているのに、並ばせる人がいなかったりと、はじめは役割分担がうまくいきませんでした。やっていく中で「次、お金する人変わってね」と言って違う役割に回ったり、「あ!なくなってきたら品物を出すこともしないと!」など、少しお店屋さんの仕事が分かってきたり、お客さんの役も同時に楽しめて、お客さんが来てももう大丈夫と自信満々!!!
「年長さんみたいに♡」と自分たちで考えたお誘いのメッセージを年少組に伝えに行き、お客さんが楽しみにしているのを感じた子どもたち。当日は意気込んで登園してきました。ホールで品物を並べて準備完了!ついに開店です。
ホールのドアが開くと一度にたくさんの年少組が入ってきました。いざお客さんを前にすると、人の多さに戸惑う姿や、なかなかお客さんがお店に来てくれなくて不安になる姿もありましたが、「いらっしゃいませ~」と大きな声で呼び込み、だんだんと表情が柔らかくなっていきました。お金が出せないのを手伝ったり、オススメを教えていたり、ウロウロしている子に声をかけて並ばせたり・・・自分より小さい人のために優しく関わるお兄さん・お姉さんの姿がたくさん見られました。そしてすべて完売!!!「全部売れたよー!」とドヤ顔。
閉店後、好きな遊びを我慢して品物を作り、毎日話し合いを重ねてきた約2週間を子どもたちと振り返ると、「忙しかった~」「大変だったね」と声が返ってきました。それでもお客さんのためにと頑張ってきたからこそ、自分の作った品物を買ってくれている姿や楽しくお買い物をしてくれる姿を見たときの嬉しさや満足感は大きかったことでしょう。第二保育期に入ってから「しんどかったけど、やってよかった。」「頑張ったから、楽しくなった」・・・という気持ちを経験しています。今回の経験で前回の運動会より「自分にもできる!」と感じたこともあったでしょう。この積み重ねが自信へと変わっていきます。時には我慢することもあるけど、みんなで力を合わせると大きな力になる!これが“協力”ということを知りました。
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