おたより
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保育参観(年中組) 2020.01.24

先日はお忙しい中、保育参観にお越しいただきありがとうございました。
前回(5月)からかなり空いたので、成長をより感じましたよね!
手紙で事前にお知らせしたように、「話を聞き、理解して、行動する」ことを大切に保育をしています。読み聞かせやゲームの中でこのポイントを意識しながら参観していただけたでしょうか?

今回は、どのクラスも初めてのゲームもしくは新しいルールを追加して行いました。保護者の皆さんにも参加していただき「楽しかった」という感想をたくさん聞きましたが、その楽しさの中で、今の子どもたちの姿にどんなことを他に感じられましたか?年少組の時よりも、子ども同士でやり取りしたり、じゃんけんが成立するようになって、より真剣に勝負する子どもたちでしたね。1回のじゃんけんだけでも一喜一憂しながら、ゲームに勝った時は大喜び!!!負けた時の悔しさも感じながら、みんなで一緒にすることを楽しめるようになっています。一方で、盛り上がった雰囲気に、一見どの子も楽しんでいるようでも、中にはルールが分かっていなくて周りに言われるまましていたり、友だちと言い合いになっていたりという様子にも気付かれたのではないでしょうか。理解していない姿、自分の思いを伝えられない姿などを見て、心配になったかもしれません。しかし、それは年中の今の姿としてあって当然なんですよ。友だちに自分から関わったり、相談しながらゲームができるようになっている反面、相手の思いに気がつけなかったり、自分の主張ばかりで折り合いをつけることが難しかったり、考えを上手く言葉にできなかったり・・・ルールが複雑になっているので、理解するまでに時間がかかって、ついていけないこともあります。楽しいだけでなく、困ったり、失敗を繰り返しながら、みんなで楽しく遊ぶためにはどうしたらいいのかを学んでいるところです。大人が単純に楽しく遊べるようにすることは簡単ですが、マイナスに思えるようなことも経験して、その都度個人やクラス全体で話をすることを積み重ね、自分たちで考えて、乗り越えられるように関わっています。すぐにできるようになることではありませんが、年長、そして小学生になっても大切なことですよね。今はしんどいことに感じますが、この先子どもたちにとって何が必要かを、参観での姿を通して考えるきっかけにしてください。

冒頭の話に戻りますが「話を聞き、理解して、行動する」ことは、今回の参観だけでなく、これまでもずっと普段の生活の中のいろいろな場面で大切にしてきました。しっかり話を聞く→分かる→やってみる→できて嬉しい!楽しい!の経験が自信になり、意欲につながっています。今はまだ、話を聞く姿勢に個人差がありますし、分かっていても行動できない姿も見られます。ただ「話を聞きなさい!」と声をかけるのではなく、子ども自身が気づいて、意識できるように、大人が働きかけることが大切です。

さて、家庭ではどうでしょうか?話を聞いていないからと何度も同じ声掛けをしたり、子どもが考える前に答えを出したり、行動する前に手を貸したりと、無意識にしていることがあるかもしれませんね。この機会にもう一度関りを見直してみて、頑張っている姿を具体的にことばにして認めて、子どもが実感できるように、一緒に関わっていきましょう。


 
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