NEWS
幼稚園からのお知らせなどを掲載しております。

グレース通信NO.6 2020.12.28

今日で今年の保育が終わりました。8月末から始まった保育が、一度も休園することなく、元気な子ども達と過ごせ、終えられたことが何より嬉しいです。今日の日を迎えられたのも、保護者の皆様が子ども達の健康管理を十分気を付けて行ってくださったことやご家族に少しでも風邪の症状があれば、大事をとってお休みしてくださったお陰です。
ありがとうございました。
振り返ってみると・・・短ったような長かったような・・・日々でした。それもきっと、いろいろな活動が毎年と同じようにはいかないことで、話し合いや準備にいつも以上に時間をかけてきたからだと思います。
また、保護者の方からもご心配の声があったように、私達も第一保育期がなかった分、例年通りの保育が成り立つのか?いろいろな活動が子ども達の成長に無理をさせることはないのか?心配していました。
年間行事でお知らせしている活動を改めて考えました。
「感染が心配だから、今年はやめよう」ではなく、「この状況下で、どのような形で安心・安全に行うことが出来るのか?」を念頭にすすめて参りました。
そして・・・
第二保育期の活動は、子どもの成長に合わせて行うことを大切にしてきました。
子ども達は・・・というと、一つひとつの活動を本当に楽しんでくれていました。例えば・・・保護者の皆さんが中心となって行ってくださったバザーも、「楽しかったね」「明日もバザーあるかな?」というほど楽しかったようです。そして、その後の動物園ごっこやお店屋さんごっこでは、保護者の方々が優しく接してくださったので、その経験をもとに年中・年少組に優しくかかわっていました。
すべてが繋がった活動となっていること。これこそが、グレース幼稚園が目指す教育なのです。
今期は、コロナ禍で大変なことも多くありましたが、改めて教育・保育の在り方を考えさせてもらう機会となりました。
そして、改めて、保護者の皆様のご協力があって運営出来ていることの有り難さを実感しました。
12月に入り、緊急事態宣言が出て、保護者の皆様の出入りを制限させてもらい、昼食当番やお餅つきのお手伝い。自分達だけでやってみて、日頃からお力をたくさんお借りしていたことに、改めて感謝しております。
新型コロナウィルスが流行して、心配なことや気苦労も絶えませんが、このような事態にならなければ、当たり前のことに感謝することや毎日園に通えることに感謝することもなかったでしょう。
何より元気に過ごせたことに感謝ですね。
2021年は、どんな年になるでしょうか。今年よりも明るい話題や出来事が多くある年であってほしいです。
笑顔溢れる日々が続きますように。
子ども達の笑顔は、本当に癒されますし、生きる力をもらえます。その笑顔を絶やさないように、来年も頑張ります。
最後になりましたが、今年も保護者の皆様には、多くのご協力・ご理解を頂きました。ありがとうござました。
そして・・・理事長 保良徹先生がご逝去され、私自身、心にぽっかりと穴が空いたような気持ちですが、ここまでグレース幼稚園を大切にされ、そしていつも子ども達のことを愛し、第一に考えておられた理事長のご遺志を大切に、職員一同、力を合わせ頑張って参りますので、よろしくお願いいたします。
皆様、良い年をお迎えください。
教務主事 勝浦弓佳