NEWS
幼稚園からのお知らせなどを掲載しております。

SDGsへの取り組み 2021.05.20

日頃より当園の教育活動にご理解とご協力をいただき有難うございます。

 さて、皆様も新聞やテレビ等ですでにご存じかと思いますが、SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標:エスディージーズ)」について、保育の中でも意識して取り組んでいこうと、職員研修などを通して話し合っています。

 SDGsとは2015年の国連サミットで採択され、国連加盟の193ヶ国が2016年から2030年の15年間で達成するため掲げられた目標です。持続可能な世界を実現するための17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない(leave no one behind)」ことを誓っています。 SDGsは発展途上国のみならず,先進国自身が取り組むユニバーサル(普遍的)なものであります。

 もともと幼稚園という場は、遊びを通して生きるうえで必要なさまざまなことを学ぶ大切な場であります。その中にはこのSDGsの活動と重なることがたくさんあります。SDGsには具体的なゴールとして17項目が挙げられておりますので、それは一体何なのか、そのゴールのために自分たちに何ができるのかを知って日々の生活を過ごしてほしいと思います。特別な何かをするのではなく、日々の生活の中でできる小さな行動が持続可能な社会(地球環境や自然環境が適切に保全され、将来の世代が必要とするものを損なうことなく、現在の世代の要求を満たすような開発が行われている社会。)を実現することだと子ども達に伝えていきたいと考えております。

 そこで、保護者の皆様もSDGsについて知っていただき、家庭でもできることにチャレンジしてほしいと思います。すでに行動されている方もたくさんいらっしゃると思いますが…

17ゴールの1つ「つくる責任つかう責任」がありますが、その中には現在のペースで資源を使っていくと2030年までに地球が2つ必要になると言われています。

 資源を使い過ぎた私達大人が、また、これからの地球で過ごす子ども達自身が、未来の地球のために今できることに取り組んでほしいと思います。
                                       園長 西田 譲

※「小学生のためのSDGs」というサイトでSDGsについてわかりやすく解説されていますので、ぜひ子どもと一緒にご覧ください。
<URL> https://welearn.design/sdgs/