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今後の対応No.2(9日を前に) 2020.03.07
今後の対応No.2(9日を前に)
子ども達は元気にお過ごしでしょうか。先週の木曜日に「今後の対応」として、ホームページに掲載しましたが、休園から現時点(7日)までの流れを時系列でお伝えし、今の時点での見解を発表させていただきます。
①2月28日大阪府教育庁私学課長より、「一斉の臨時休業」の通知が送られました。
「令和2年3月2日(月)から幼稚園、小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、高等課程を置く専修学校及び各種学校のうち外国人学校を臨時休業としてください。」とあり、さらに「4月始業日までを原則児童生徒の活動を停止してください。」と要請がありました。
②吹田市からは3月2日に「市立幼稚園及び市立認定こども園は一定の就労支援の必要な世帯があることに鑑み開園しますが、3月2日から春休みまでの3月22日は可能な場合は家庭保育の協力を要請します。」という旨の通知が送られてきました。
③当園の1号認定児は府の管轄でありますので府の要請に従って2月28日に休園の対応を行いました。
④3月4日担任より各家庭に電話連絡を行いました。「他園は保育を行っているのに…」「連絡が何もない」「HPに3号認定児の写真があり、ショックを受けた」「ネットを利用してリアルタイムで先生とのやりとりができないか」などなど、様々な意見が寄せられました。
⑤5日(木)に保護者から寄せられた意見をもとに、教員で話し合い何ができるのかを考えました。もちろん、新型コロナウイルスの感染を心配する声もあるため、自由登園という形でかつ学年ごとの小規模で保育が可能ではないかとの判断し「今後の対応」を掲載させていただきました。
⑥5日(木)吹田市よりマスク500枚が配られ、保育に関わる教師はマスクをして行うようにしました。
⑦5日(木)夕方、吹田市内在住の60代女性の感染が発表されました。女性の症状と行動歴は下記の通りであり、府内医療機関となっておりますが、吹田市内の病院であるとの報告がありました。
症状・経過
2/25(水) 発熱(26日まで継続)。
2/27(木) 府内医療機関を受診。
2/28(金) 発熱。
2/29(土) 府内医療機関を受診。
3/2(月) 府内医療機関を受診。
3/3(火) 新型コロナ受診相談センター(帰国者・接触者相談センター)に相談。府内医療機関(帰国者・接触者外来)を受診。自宅待機。
3/4(水) PCR検査を実施し、検査陽性が判明。府内医療機関へ入院。
行動歴
2/22(土) 友人(2/16大阪京橋ライブハウスArcに滞在)と食事。
2/23(日) ライブハウス(Soap opera classics -Umeda)滞在。
2/24(火) 泉佐野市内。
2/27(木) 府内医療機関へ受診。
2/29(土) 府内医療機関へ受診。
3/2(月) 府内医療機関へ受診。
3/3(火) 府内医療機関(帰国者・接触者外来)を受診。自宅待機。
3/4(水) 府内医療機関へ入院。
※行動歴の詳細は、現在調査中。
⑧吹田市内に感染者が確認されたことを受け、市内の公立幼稚園及びこども園の1号認定児は3月6日~22日までの休園となりました。また、「保育所、小規模保育施設、こども園の2・3号認定児も可能な限り家庭保育の協力を求める」との要請がきました。
⑨6日(金)吹田市の私立幼稚園連盟の会合で他園の対応を確認して参りました。現時点で自主登園にされているのは1園のみです。その1園以外は目途が立つまでは休園するとのことです。預かり保育は新2号のみという園が多かったのですが、預かり保育も行わないという園もありました。卒園式はすべての園で行う予定とのことですが、時間短縮と内容変更、分散(クラスごと)して行うという園がほとんどでした。「マスクを親も子も着用」「祝辞はプリントで」「式は各クラスで放送を使う」「保護者はクラスに入れない」「祖父母は断る」「7回に分けて行う」「1クラスごとに1時間の換気を行う」「消毒班を作り巡回する」などなど、様々な対応があげられていました。また、今後園児やその保護者の感染が確認された場合、当該園は2週間の完全休園(2・3号も)にするということが決定しました。
<見解>
我々もこの時期の子ども達にとって一日一日の大切さは身に染みて理解しており、先に出しました「今後の対応」の通り開園したい気持ちではあります。しかし、無理をして開園したことで万が一感染が確認されたり(休園中外に出られた方も多いと聞いています)、クラスターが発生したりしますと、卒園式はもとより入園式や今後の保育にも影響を与え兼ねません。また、子どもは重篤にならないという解釈もまだまだ不確かであり、感染者の身近にいる老人至っては死の危険すら与えることにもつながります。果たして今、保育をすることが適切なことなのでしょうか…今一度考えさせてください。9日の状況で判断いたしますが、今の段階では5日の時点よりもより難しい状況にあると思います。また、卒園式に関しては他園の取り組みを参考にして、同じく9日にはお示しできればと考えております。
認定こども園千里山グレース幼稚園 副園長 西田 譲
子ども達は元気にお過ごしでしょうか。先週の木曜日に「今後の対応」として、ホームページに掲載しましたが、休園から現時点(7日)までの流れを時系列でお伝えし、今の時点での見解を発表させていただきます。
①2月28日大阪府教育庁私学課長より、「一斉の臨時休業」の通知が送られました。
「令和2年3月2日(月)から幼稚園、小学校、中学校、高等学校、中等教育学校、高等課程を置く専修学校及び各種学校のうち外国人学校を臨時休業としてください。」とあり、さらに「4月始業日までを原則児童生徒の活動を停止してください。」と要請がありました。
②吹田市からは3月2日に「市立幼稚園及び市立認定こども園は一定の就労支援の必要な世帯があることに鑑み開園しますが、3月2日から春休みまでの3月22日は可能な場合は家庭保育の協力を要請します。」という旨の通知が送られてきました。
③当園の1号認定児は府の管轄でありますので府の要請に従って2月28日に休園の対応を行いました。
④3月4日担任より各家庭に電話連絡を行いました。「他園は保育を行っているのに…」「連絡が何もない」「HPに3号認定児の写真があり、ショックを受けた」「ネットを利用してリアルタイムで先生とのやりとりができないか」などなど、様々な意見が寄せられました。
⑤5日(木)に保護者から寄せられた意見をもとに、教員で話し合い何ができるのかを考えました。もちろん、新型コロナウイルスの感染を心配する声もあるため、自由登園という形でかつ学年ごとの小規模で保育が可能ではないかとの判断し「今後の対応」を掲載させていただきました。
⑥5日(木)吹田市よりマスク500枚が配られ、保育に関わる教師はマスクをして行うようにしました。
⑦5日(木)夕方、吹田市内在住の60代女性の感染が発表されました。女性の症状と行動歴は下記の通りであり、府内医療機関となっておりますが、吹田市内の病院であるとの報告がありました。
症状・経過
2/25(水) 発熱(26日まで継続)。
2/27(木) 府内医療機関を受診。
2/28(金) 発熱。
2/29(土) 府内医療機関を受診。
3/2(月) 府内医療機関を受診。
3/3(火) 新型コロナ受診相談センター(帰国者・接触者相談センター)に相談。府内医療機関(帰国者・接触者外来)を受診。自宅待機。
3/4(水) PCR検査を実施し、検査陽性が判明。府内医療機関へ入院。
行動歴
2/22(土) 友人(2/16大阪京橋ライブハウスArcに滞在)と食事。
2/23(日) ライブハウス(Soap opera classics -Umeda)滞在。
2/24(火) 泉佐野市内。
2/27(木) 府内医療機関へ受診。
2/29(土) 府内医療機関へ受診。
3/2(月) 府内医療機関へ受診。
3/3(火) 府内医療機関(帰国者・接触者外来)を受診。自宅待機。
3/4(水) 府内医療機関へ入院。
※行動歴の詳細は、現在調査中。
⑧吹田市内に感染者が確認されたことを受け、市内の公立幼稚園及びこども園の1号認定児は3月6日~22日までの休園となりました。また、「保育所、小規模保育施設、こども園の2・3号認定児も可能な限り家庭保育の協力を求める」との要請がきました。
⑨6日(金)吹田市の私立幼稚園連盟の会合で他園の対応を確認して参りました。現時点で自主登園にされているのは1園のみです。その1園以外は目途が立つまでは休園するとのことです。預かり保育は新2号のみという園が多かったのですが、預かり保育も行わないという園もありました。卒園式はすべての園で行う予定とのことですが、時間短縮と内容変更、分散(クラスごと)して行うという園がほとんどでした。「マスクを親も子も着用」「祝辞はプリントで」「式は各クラスで放送を使う」「保護者はクラスに入れない」「祖父母は断る」「7回に分けて行う」「1クラスごとに1時間の換気を行う」「消毒班を作り巡回する」などなど、様々な対応があげられていました。また、今後園児やその保護者の感染が確認された場合、当該園は2週間の完全休園(2・3号も)にするということが決定しました。
<見解>
我々もこの時期の子ども達にとって一日一日の大切さは身に染みて理解しており、先に出しました「今後の対応」の通り開園したい気持ちではあります。しかし、無理をして開園したことで万が一感染が確認されたり(休園中外に出られた方も多いと聞いています)、クラスターが発生したりしますと、卒園式はもとより入園式や今後の保育にも影響を与え兼ねません。また、子どもは重篤にならないという解釈もまだまだ不確かであり、感染者の身近にいる老人至っては死の危険すら与えることにもつながります。果たして今、保育をすることが適切なことなのでしょうか…今一度考えさせてください。9日の状況で判断いたしますが、今の段階では5日の時点よりもより難しい状況にあると思います。また、卒園式に関しては他園の取り組みを参考にして、同じく9日にはお示しできればと考えております。
認定こども園千里山グレース幼稚園 副園長 西田 譲