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お店屋さんごっこ 2018.11.21
バザーが終わってから、お店屋さんごっこに向け少しずつ商品を作ってきた年中組。
お店のひとつである「さかなつりや」の制作の様子も見せていただきました。魚は、ビニール袋の中に花紙やトイレットペーパーの芯を入れたり、ペットボトルに緩衝剤を入れたりと、好きな材料を使って自由に作ります。マジックでビニールに色を塗ったり、先生が開いてくれた図鑑を参考にしてヒレを付けてみたり、子どもたちは思い思いに制作を楽しんでいました。ビニール袋が、傘を入れるような細長いタイプだったので、「ヘビみたい!」「海にヘビがいたらおかしいわ~」「ウミヘビっているねんで!」なんていう可愛い会話も聞こえてきました。魚のほかに、タコやカメ、エイを作っている子もいて、バラエティに富んでいました。
さて、いよいよ当日。年中各クラス6店ずつ、計12のお店がホールに並びました。「わたがしや」「がちゃぽんや」「けんや」等、先日のバザーでおなじみのお店もあります。グループ毎に描いた看板を掲げ、商品をテーブルに並べて準備万端。「年中さんお店頑張るぞー!」「おーっ!!」という掛け声とともに開店です。年少組がホールに入ってくると年中組から歓声が上がり、わくわく興奮した様子が伝わってきました。
それぞれのお店では様々な工夫やアイデアが見られ、「やきいもや」の芋焼き担当さんはちゃんと軍手をしていたり、「くだものや」では、箱に並べた果物の下にネット状のシートが敷かれていました。「あいすくりーむや」には、大小の箱を組み合わせて作られた立派なレジがありました。そして「らーめんや」は、お客さんにラーメンを渡す直前にスープを注ぐ(振りをする)といったこだわりよう!
店員さんの仕事は、お金や商品の受け渡しだけでなく、ついついテーブルを取り囲んでしまう年少組を並べたり、テーブルの上に商品を補充したりと、色々あります。客足が途絶えると、「○○やさんでーす!」と大きな声で呼び掛け一生懸命アピールする姿も見られました。自分のお店が売り切れになったら、他のお店のお手伝いもしていました。
全商品完売となり、年少組に喜んでもらえて、晴れ晴れとした表情で後片付けをしていた年中組。その頼もしい姿に成長を感じ、嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
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