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幼稚園からのお知らせなどを掲載しております。

グレース幼稚園で見つけるSDGs~質の高い教育を皆で~ 2021.12.17

新型コロナウイルスの感染拡大の影響で何かと見通しのつき辛い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。

広報委員の活動も4月以降思うように進めていくことができず、第二保育期に入りようやく本格的に始動いたしました。

今回のMOGは皆さまご覧いただけましたでしょうか?

「グレースでみつけるSDGs」

SDGsと聞くと難しく感じますが、要はだれもが幸せに暮らし続けられるようにみんなで協力して取り組むべき目標です。

その中でも今回は「質の高い教育をみんなに」の項目をテーマにグレース幼稚園の先生に取材をしてまいりました。

グレースでは皆様もご存じのとおり「あそび」を大切に、座学で学ぶことのできない幼少期に必要な力を育てていくことを考え、個の成長を促していくことに重きを置いた教育に力を入れています。

では実際の園生活で先生方がどのような取り組みをされているか。今回はたんぽぽ組山﨑先生にお伺いいたしました。

まず3歳児は集団生活になじむことが目標。はじめは慣れない環境の中で不安な気持ちの子ども達が「友達同士で遊ぶことが楽しい!」と感じることができるように、というところから始まります。徐々に先生も交えて楽しむ事を覚え、次の段階では友達が楽しむためには自分がどのように動けばよいかを考えることができるように、自然と社会性を身に着けていくように促します。

年少は100の言葉かけから始まり、まずは先生が子ども達と友達になること!最初は先生と一緒に。次の段階では先生はサポート役に徹して子どもたちの「自分で!」を促す、といったように子ども達の育ちの段階にあわせて先生の役割も徐々に変化しながら、関係構築をしていかれるようです。

またグレースは広い園庭に豊かな自然と恵まれた環境にあることを生かし、子ども達の好奇心をくすぐる外遊び、また制作では子ども達の豊かな想像力を思いのままに形にできるよう屋内遊びのバランスを大切に、偏りのないようにご配慮いただいているようです。

また、気になるコロナ禍での衛生面への取り組みですが、教職員・子ども達は手洗いは

2回、遊具の消毒もこまめに行い、子ども達が元気いっぱい園生活を楽しめる

ようしっかり対応いただいておるようです。

最近ではお母さん先生・お父さん先生の取り組みが記憶に新しいですね。園任せの教育ではなく、保護者と園がお互いに連携を取り一体感を持ち子どもに関わろうというグレースならではの取り組みです。

子どもたちがどのように過ごしているのかを実際に見ることで普段の家で見せる姿とはまた違った子どもの一面を知り、感心することが多く家庭での接し方にも生かすことのできる貴重な機会であったと感じます。

 

どれだけ優れた教育も園での取り組みも、家庭との連続性がなければ子どもたちにとって本当に意味のあるものとは言えないと感じます。グレースは預けて全部お任せ、という園ではありません。時には大変なこともありますが、親が積極的に園生活にも関与していくことで一緒に子育てをする大切な機会をいただける、保護者にとっても学びの機会が多い園であると感じます。

 単純に学びを身に着けるだけではなく、本当の意味で子どもの考える力や人との関わりを身につけることを大切に保育をしていただいており、まさにSDGsの掲げる「質の高い教育」を実践していただいていると感じました。

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