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広報だより(人形劇サークルの練習風景) 2015.12.18
先日、人形劇サークルの練習を見学させていただきました。和気あいあいとした明るい雰囲気の中、12月16日の誕生日会で発表する演目「シンデレラ」の練習が行われていました。いったん劇が始まると真剣モードでとても見応えがありました。
人形劇サークルで発表される演目は「おむすびころりん」、「長靴をはいた猫」等全部で九つあり、年に三回それぞれ違うお話を発表するので子ども達は三年間で全て異なる九つのお話を見る事になります。代々引き継がれている人形と音声を使い、セリフはありません。黒子に扮したお母さん達が音声に合わせて人形を動かします。役割としては、部長・副部長が担う舞台監督はじめ、人形役、大道具さん、照明さん等をそれぞれ全員で分担します。人形によっては一体を二人で動かしたり、場面に合わせて背景を切り替えたり、人形の配置に合わせて照明を当てたりとチームワークがとても大切になってきます。
黒子姿ですので顔こそ表には出ませんが、サービス精神旺盛なお母さん達が子ども達に喜んでもらおうと一生懸命、心を一つにして作り上げています。劇に引き込まれる子ども達の姿を見て発表後は達成感とやりがいをとても感じるのだそうです。実際、当日の誕生日会でも場面場面で子ども達の歓声が何度も上がっていました。
大人になると協力して何かひとつの物を作り上げるという機会になかなか巡りあえませんが、こういった人形劇サークルの活動はお母さん達がひとつの目標に向かってやりがいを持って熱中できる有意義な時間になっていると思います。
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